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迷子のボブ

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10日に行なわれたカヌーレースから帰宅したら、ご近所でうずくまって動けなくなってる大型犬をどうしようかと、一騒動が起こってました。「犬種も解らないし、年齢も解らない」「だいぶ痩せ細ってるし、弱ってるから相当長い間放浪した老犬じゃないか」ということで、空地に繋留し、みんなで困ってるときに我が家が帰宅した訳です。

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「Iさん、Iさん!」と声を掛けられて「あの犬朝から居るんだけど、犬種とか年齢とか解る?」とのこと。
「イングリッシュセターですね。年齢は・・・歯を見れば大体想像つくと思うけど、果たして見させてくれるのかな」とこの犬に近寄ったら、だいぶビビッている様子。だけど、ちょこっとナデナデしてたら人懐こいことが解ったので、マズルを触ってみても全然抵抗なし。簡単に歯を見ることができました。
「2歳くらいかな?」
「えーーーーーー!?」と驚くご近所さん。
首輪に飼い主の電話番号もついてるので、恐らくすぐにお迎えにこられるでしょうから、それまでウチで預かりますよ。ということになりました。
ウチの庭に放したら、今までうずくまって動かなくブルブル震えてたのがウソのように、尻尾ブンブン振って走り回ります。フードを少しだけふやかして与えて、家に入れるにはダイブ汚いのでシャンプーしてあげたら、上品なイングリッシュセターになりましたよ。^^
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服従のコマンドは何も理解してない様子でしたが、「おいで」という呼びにはすっごく素直に答えました。誰が「おいで!」と声を掛けてもシッポ振りながらテクテクテク~と寄っていきます。物凄くいい子で、クレートトレーニングだけはきっちり入ってる様子。首には首輪と大きな鈴。ガリガリに・・・骨の標本のように痩せてます。恐らく猟犬でしょうね。猟の最中に迷子になったのでしょう。ご近所さんが、一生懸命首輪の電話番号に電話しても繋がらないので、警察におまかせしましたと連絡がありました。

夜も更けてきて、「今日は我が家に泊まりだね~」なんて話をしてると「飼い主に連絡がつきました!」とご近所さん。「ただし、もう酔っ払ってるので明日朝迎えに来るそうです。」

翌朝8時。猟師さんが3人でお迎えにやってきました。名前はボブという4歳の犬でした。(アレ?歯が綺麗だったのは、極少量のフードしか与えられてないからか?(;^^A

ボブは、我が家ではとっても人懐こくて素直でシッポブンブン振ってる愉快な仔だったのですが、お迎えの人がボブを見るなりに「コラー!ボブ!」と怒ったせいか萎縮してあまり喜んでません。(;;)

「もう迷子にしないであげてくださいね」と飼い主さんにお願いしました。
ボブは、飼い主さんのハウスコマンドに答え、自らお迎えの車に積んであったバリケンに入っていきました。さよなら!ボブ!たった一泊だったけど、君の笑顔を忘れないよ。もう迷子になるんじゃないよ。元気でね!!
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